コロナ禍で二極化する飲酒構造

二極化する飲酒構造

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2019年末に中国武漢から発生したと言われる新型コロナ。

世界中で猛威をふるい、わが日本においても2020年春頃より感染拡大を見せ、私達の生活様式は一変しました。

感染拡大防止のための様々な対策が行われ、とりわけ印象的だったのが、日本憲政史上初となる「緊急事態宣言」。
人流抑止のため外出活動の自粛やリモートワークの導入といった流れが企業ならびに教育機関で実施されましたね。
そんな激変する社会情勢のなか、飲酒に関しても様々な物議を醸しました。

zoomなどを使ったオンライン飲み会から始まり、居酒屋などの酒類提供自粛。
繁華街などでの路上飲み。
中でも問題になっているのが、自粛中に自宅で飲酒する「家飲み」
これにより、今まで適正に飲酒をしていた人まで、過度な飲酒に走る傾向が指摘され、「コロナ禍におけるアルコール依存症者の増加」といったテーマでNHKでも取り上げられたようです。

あなたは大丈夫? コロナ禍のアルコール依存

こうして俯瞰してみてみると、コロナを機にアルコールから離れる人、逆に飲酒量や飲酒機会が増える人。そんな二極化構造が出来上がっているように見えます。

目次

「飲む人」と「飲まない人」が二分される

「飲む人」と「飲まない人」が二分される

コロナ禍において、各酒販店は全体の売上が大きく落ち込んだそうです。

取りも直さず、コロナによる影響で、飲み会等が激減し、更には緊急事態宣言による酒類の提供自粛要請などが原因と言えます。

「令和の禁酒令」などと揶揄され、酒好きの方たちには非常に窮屈な情勢で痛み入ります。(棒)

しかし、以前も記事で書きましたが、昨今の若者は、およそ半数が飲酒はほとんどしないというデータがあります。

なので今の状況は飲まない若者にとっては「渡りに船」、もしくは「ぶっちゃけどうでもいい」感じじゃないでしょうか。私自身も酒類提供自粛など正直「どうでもいい」タイプです。

そしてこの状況下において飲酒といえば基本「家飲み」がテンプレ化していきます。
そうなると当然、「外で飲めない分家で飲む派」と、「外で飲まないから家でも飲まない派」に分かれると言えます。
後者は自宅時間が増えた分生産的な活動に繋がりそうですが、問題は前者です。

家飲みがテンプレ化

私自身、過去の経験上、家でダラダラとテレビやネットを見ながら飲んでいると、あれよあれよと言う間に何本も空けてしまっていました。
飲み会などで仲間とおしゃべりしたり、おかわりの注文などをしていれば、自然と飲酒の「小休憩」が出来ますが、お酒を買い込んで家で飲んでいると無意識にお酒がどんどん進んでしまうので危険なのです。

アルコールは飲めば飲むほど喉が渇く(怖っ!)ので、何も考えずに飲んでいると、勝手に量が増えてしまいます。

こうして飲む人はますます飲酒量が増え、飲まない人は全然飲まなくなり、二極化構造がどんどん進んでいるように思えてなりません。

当然ですが飲まない人は、ますます健康的且つ生産的になります。
体がなまるので自宅筋トレする人などもおそらく、少ししか飲まないか、ほとんど飲まない人達では無いでしょうか。

ニシハライフ

私も「当然」自宅筋トレしてますよ。

ですが、少なくとも飲酒時代はそんなことはしていませんでした。
飲んだくれてグデってましたね。

ニシハライフ

お馬鹿さん

気持ちが不安だからと飲んでいると、飲まない若者たちにどんどん差をつけられてしまいますね。
コロナで経済情勢も不安定な中、本当に飲んでる場合じゃないです。

巣ごもり飲酒で依存症者が激増

巣ごもり飲酒で依存症者が激増

コロナ以前まで基本飲み会は「お家に帰るまでが飲み会」だったわけです。

ニシハライフ

遠足か!

酔っ払っても自宅まで自力で帰らなければいけないので、普通の人は帰宅できるように程よいところで飲むのをやめます。

しかし自宅での「家飲み」は非常にたちが悪い。
「どれだけ飲んでも大丈夫!だって既に家にいるもの♡」ってな感じで歯止めが効かずに泥酔するまで飲み続ける愚か者がいます。

ニシハライフ

かつての私

更に始末が悪い事に今どきは飲み屋で飲むよりも、遥かに安上がりで、家飲みが出来ます。
発泡酒や缶チューハイなどなら一人あたり千円程度で、気が済むまで飲めますよね。

ここで軽く計算してみましょう。
スーパーなどではストングチューハイ(9%)は500ml缶が大体150円くらいで買えます。
つまり千円で6本も買えてお釣りが来る素晴らしさ。(?)

ストロングチューハイの純アルコール含有量が500ml缶1本で36gとなります。

ザル野郎が1日で6本飲むと36✕6でなんと216g!!

ストロングチューハイの純アルコール含有量

多量飲酒の目安とされる、1度の飲酒での純アルコール摂取量が60gなので軽く3倍以上です。
これで依存症にならないわけが有りません。

厚生労働省が発表する健康被害がローリスクとされる
1日あたりの純アルコール摂取量の目安が
男性で20g
女性が10gなので、
とんだ「センベロアル中馬鹿」の出来上がりです。

とにかく安く飲める今の状況は本当に危険だと思います。

前述で酒販店の消費が落ち込んでいると紹介しました。
しかしそれは居酒屋など外食産業での酒類提供の落ち込みが理由で、
スーパー、ドラッグストアなどでの個人消費による酒類の売上はコロナ禍においてむしろ伸びているようです。

タバコのようにお酒ももう少しそれなりのお値段になるよう国が規制をかけるときが来ていると強く感じています。

また、コロナの自粛で外にも出られず、憂さ晴らしで飲む人も多いでしょう。

なんだか気持ちが不安だから、お酒を飲んで気持ちを和らげる。

実はこれがアルコール依存症になる一番の原因だったりします。

もし、そういう理由で飲んでいる人が身近にいたら気をつけましょう。
「飲み過ぎだよ」と注意してあげたところ、不機嫌になったりムキになって否定したら、もう依存症確定です。

分かりきったことですが依存症者には「言っても無駄」です。

ニシハライフ

かつての私がそうでしたが、あなたはどうでしたか?

残念ですが心と身体が悲鳴をあげたり、お酒が原因でなにか大きな失敗をして、自主的に「もう、やめよう」と思わない限り難しいのです。
そこがアルコール依存症の恐ろしいところなんですよね。

アルコール依存症の治療はアルコール依存症者の「自覚」が絶対条件です。

お酒の弊害がこれまでになく可視化されてきた

お酒の弊害がこれまでになく可視化されてきた

居酒屋などでの酒類提供自粛の影響で、飲み会ができなくなったDQNたちが「路上飲み」する現象も話題になりました。カメラの前で管を巻く酔っ払い達の醜態が全国放送されていたそうな。
私は飲酒時代路上飲みなどは流石にしていませんでしたが、ほんのちょっと前まで自分も「向こう側の人間」だった訳で‥。

ニシハライフ

「管巻きクソ野郎」にならずに済んだだけでも、やめた甲斐がありましたホント。

泥酔して路上でそこら中寝そべっているDQN達の画像がツイッターなどにあげられていました。
7月以降コロナの陽性者が急増したのはこういった輩のせいかもしれませんね。

ともあれ、こういった背景から飲酒の弊害とも言える負の部分が大きくクローズアップされてきました。

更には2021年6月千葉県にて飲酒運転をしているトラックの運転手があろうことか通学路で下校中の児童を轢き殺すという、痛ましい事故まで起こってしまいました。

過度の飲酒は依存症を引き起こします。

間違いなく事故を起こした彼は依存症です。
依存症になった人間は飲まずにはいられないので、「いけないこと」と分かりきっていても飲んでしまいます。

おそらくですが、事故を起こした彼は今までも常習的に飲酒運転をしていたのだと思います。
これまで飲んでも捕まらずにくぐり抜けてきたから、感覚が麻痺して「いつものとおり」に飲んだのでしょう。
飲酒は脳を破壊するので、いつまでも「いつものとおり」ではいられません。

大量飲酒を続けていれば必ず精算、もしくは破綻の時が訪れます。

大量飲酒を続けていれば必ず精算、もしくは破綻の時が訪れます。

知力、体力が削られ、正常ではいられなくなってしまうのです。

みんな言います「飲酒運転する奴はどうかしている」と。
正論ですが事故を起こした彼も「かつて」はそう言っていたと思います。
しかし、お酒を飲み続けているとそんな当たり前のことすらわからなくなってしまうのです。

許しがたい事故ですが、私自身お酒を飲み続けていたら、常識も良識もいずれ壊れて同じ過ちを犯していたかもしれません。
この事故は過去の私も含めお酒を飲む人間全員に少なからず同じことをする可能性があると思います。
あれは飲酒者全員の明日だと言えば大げさでしょうか。

何年か前、モーニング娘の元メンバーや、元ジャニーズのタレントが飲酒運転で逮捕される事件などもありましたね。
有名な立場にある人間までも飲酒をすれば平然と「やってはいけない事」をしてしまうのです。

「本人の過失」だけに矮小化していたらいつまでも同じ事件、事故が起こると思います。

禁酒、断酒者にとって今は確変モード突入!?

禁酒、断酒者にとって今は確変モード突入!?

未だTV、新聞などのオールドメディアは執拗にコロナ不安を煽っているようですが、状況は好転しつつあります。

最初は他国より出遅れていた日本のワクチン接種も進み2021年9月下旬の時点で2回目を終えたワクチン接種率は国民全体の過半数を超えました。

まだまだ予断を許さない状況下ではありますが、新規陽性者の数もどんどん減って来て、私の住まう沖縄も含め「緊急事態宣言」は9月いっぱいで解除される見通しです。(2021年現在)
「正しく恐れる」ことはこれからも必須ですが、徐々にかつての「日常」が戻ってくる兆しが見えてきましたね。

コロナが落ち着き、日本がかつての日常を取り戻した時、コロナ禍による二次災害とも言える、「アルコール依存症禍」がより顕在化する予感がしています。

次の忘新年会以降、おそらく2022年初頭くらいから、飲む人、飲まない人の二極化がより鮮明に可視化されていくでしょう。(多分)

飲む人、飲まない人の二極化がより鮮明に可視化

厄災が過ぎてふと周りを見渡すと自身の飲酒が常軌を逸していると気づき
あるところはアル中だらけ、
あるところはソーバーキュリアスばかり、
なんて形で分断されてしまうかもしれません。
それを横目で見た人たちが「自分もアルコール依存症かも…」、「ヤバい」と自覚し、禁酒、断酒のムーブメントが巻き起こる…といいなぁ…。

などとしょうもない妄想をしている真っ最中です。

嘘か真か毎日の飲酒習慣が、ワクチン効果の低下を招くなんてニュースもあります。

ワクチン効果、高齢・喫煙で減 毎日の飲酒も影響―60~70代は20代の半分:時事ドットコム

日本人は良くも悪くも、周りに影響されがちです。

今お酒を取り巻く環境は禁酒、断酒をすすめる我々には歓迎すべき、「順風」と言えるでしょう。

ニシハライフ

飲んだくれにとってはまさに逆風

コロナを「追い風」にこのままお酒をやめ続けて、健康的な人生を送らなければ、いずれ悲惨な末路になりそうな今日このごろです。

知力、体力、財力を蝕むお酒は一刻も早く卒業しなければなりませんよね。

一昔と違い現在はかつて無いほどお酒を止めやすい環境が出来てきています。

忘年会スルー、アルハラ(アルコール・ハラスメントの略らしい)なる用語なども出てきて、飲み会等を無理に参加させるのがはばかられる風潮が強くなってきました。一気飲みを促す行為なども禁止となりましたよね。

ネット、書籍、コミュニティー、色んな媒体で情報共有をして、禁酒、断酒による様々なメリットを知識に入れて意志の力に頼らない「楽々断酒」を目指して一緒に頑張って(?)いきましょう。

禁酒、断酒は自身の感情と向き合い、戦略的に環境構築を整え小さな行動を「飲まない習慣」に反映させ続ける、「思考力の訓練」だと私は考えています。

きたる「禁酒ブーム」に想いを馳せ、当ブログも禁酒、断酒者にとって有益なる情報記事を発信できるよう邁進したいと思います。

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